プログラムによるグラフィック生成と処理のためのライブラリ libgd2 に複数の 欠陥が発見されました。The Common Vulnerabilities and Exposures project は 以下の問題を認識しています。
libgd をリンクしたアプリケーションで、グレースケール PNG ファイルに不 正な tRNS チャンク CRC 値が含まれる不正な画像を読み込ませることにより、 サービス拒否攻撃 (クラッシュ) が可能です。
libgd の GIF 処理コードに配列の添字誤りがあり、libgd をリンクしたアプ リケーションで極端に大きなカラーインデックス値を持つ不正な GIF 画像を 読み込ませることにより、サービス拒否攻撃 (クラッシュ) が可能です。
libgd の The imagearc() と imagefilledarc() 処理に欠陥があり、これら の描画関数に弧の角度をパラメータとして与えることのできる攻撃者から、 サービス拒否攻撃 (CPU の占有) が可能です。
libgd の画像リサイズ・生成処理に複数の整数オーバフローがあります。こ れらの処理に対するパラメータとして与えることのできる攻撃者から、クラ ッシュを引き起こすことや、libgd をリンクしているアプリケーションまた はインタープリタを実行しているユーザ権限で任意のコードが実行可能です。
安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、これらの問題はバージ ョン 2.0.33-5.2etch1 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、これらの問題はバー ジョン 2.0.35.dfsg-1 で修正されています。
直ぐに libgd2 パッケージをアップグレードすることを勧めます。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。